国際展示場駅は、りんかい線が乗り入れる東京・江東区有明エリアの主要駅の一つとして、イベントやレジャー、ビジネスの拠点として全国的に知られています。近隣には東京ビッグサイト(東京国際展示場)や有明アリーナなどの大型イベントホールが集中し、国内外から訪れる観光客やビジネスパーソンが行き交う国際的なスポットへと進化を遂げつつある地域です。一方で、再開発によって誕生した高層マンションや商業施設が立ち並び、水辺や公園といった自然環境も残されているため、暮らしとレジャーを両立しやすい住環境を備えたエリアと言えます。ここでは、国際展示場駅の特徴や駅周辺の人口動態・乗降者数、主要駅へのアクセス、口コミ、そして周辺施設について詳しくご紹介します。
1.国際展示場駅の特徴
(1)りんかい線で都心やお台場方面へダイレクト
国際展示場駅は東京臨海高速鉄道りんかい線の停車駅として、新木場駅や東京テレポート駅など湾岸エリアの主要駅との連絡を持ち、大崎・新宿・渋谷方面へも乗り換えなしでアクセス可能です。朝夕のラッシュ時間帯は混雑が生じる場合があるものの、運行本数が比較的多く、日中の時間帯にはイベントや観光利用の客層が多いのも特徴。東京ビッグサイトでの国際的な展示会やコンサートなどが開催される際は、さらに多くの人々が国際展示場駅を利用します。
(2)東京ビッグサイトを中心に大型イベントが盛んな街
駅名が示す通り、国際展示場駅は東京ビッグサイト(東京国際展示場)へ徒歩圏内にあるため、国内外のビジネスマッチングや各種見本市、同人誌イベントなどさまざまな催しが開催される国際舞台として機能しています。イベント開催期間には駅構内や周辺が大変混雑する一方、店舗や飲食店には多様な客層が集まるため、活気に満ちた雰囲気を楽しめます。
(3)再開発とマンション建設で急速に変貌中
周辺は倉庫や空き地が多かった時代からの大規模再開発が進行し、高層マンションや大型商業施設、オフィスビルが次々と建設されています。豊洲や有明、有楽町線やゆりかもめ沿線など他の湾岸エリアとも連携しており、ショッピングモールやレジャー施設、公園などが豊富。夜間は比較的静かな時間が流れ、治安面での向上や保育施設の増加など住環境が整い始めており、若いファミリーや単身者にとって検討しやすいエリアとして注目を集めています。
2.駅の人口数・乗降者数
国際展示場駅がある江東区有明エリアは、湾岸部の再開発が進む中で人口が急速に増加中。江東区全体としても約52万人(2020年前後)の人口を誇り、23区内でも特に発展が目覚ましい地域です。駅周辺にはタワーマンションやオフィス、大学キャンパスなどが集積し、アクティブな若年層や外国人居住者の姿も目立ちます。
りんかい線が公表しているデータによると、国際展示場駅の1日平均乗車人員は2019年度あたりで約2〜3万人前後。大規模イベントが開催されると臨時的に利用客が激増し、休日や祝日でも大勢の人が乗り降りするため、実質的にはさらに多くの人々が駅を利用していると考えられます。イベント開催中は改札やホームが混雑しがちですが、時間をずらせばゆとりを持った移動が可能です。
3.主要駅までのアクセス
1)東京駅へ りんかい線で新木場まで移動し、京葉線に乗り換え約15〜20分程度。経路によっては乗り換えが面倒な部分もあるが、比較的スムーズに移動できる。
2)新木場駅へ りんかい線で1駅・約5分。ここでJR京葉線や東京メトロ有楽町線に乗り継ぎ、お台場や銀座方面などへアクセス可能。
3)大崎駅へ りんかい線を北上し約20〜25分。大崎で山手線などに乗り換えれば新宿や渋谷方面へも短時間で到達可能。
4)新宿・渋谷方面へ りんかい線と埼京線(新宿〜赤羽間の相互直通運転)を活用すれば乗り換え1回または直通で約30〜40分ほど。通勤に便利な選択肢となる。
5)羽田空港方面(バスやモノレール連携) 直接路線はないが、お台場経由や京浜急行線など、バスや乗り継ぎを活用すれば約40〜50分で到着可能。外国人観光客やビジネスパーソンにも評価されている。
4.駅の口コミ
- 「イベント時の混雑はすごいが普段は静か」 「大規模イベント(コミケなど)の開催期間は改札やホームが人だらけだが、それ以外の時期は空いていてラク」「イベント好きには最高の駅」との声が多い。
- 「再開発でマンションや店が増えた」 「タワーマンションが立ち並び、コンビニやカフェ、レストランが充実し始めた」「家賃や物件価格は高めだが、湾岸の眺望を考えると納得」との意見。
- 「りんかい線は運賃がやや高いが本数が多い」 「都内の他路線に比べるとちょっと割高だが、新宿や渋谷方面への直通が便利」「混雑しても次の電車がすぐ来るため乗りこなせば問題ない」と口コミ。
- 「下町感は薄いが近未来的な雰囲気が好き」 「周辺に広い道路と高層ビルが多く近未来的な景色が面白い」「緑地や公園が思ったより整備されていて休日はリラックスできる」との感想。
5.周辺施設ピックアップ10選
1)ファミリーレストラン「ガスト有明店」(やや離れたエリア) 駅周辺に大規模ファミレスは少ないが、有明方面へ足を伸ばすと朝から深夜まで手頃な洋食メニューを提供する大手チェーンを利用可能。
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2)スーパー「イオン東雲店」(隣エリア) 大型ショッピングモールで食品、日用品、衣料品まで幅広く取り扱う。駅周辺に大きな店舗は限られるため休日のまとめ買いに便利。
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3)コンビニ「ファミリーマート国際展示場駅前店」 改札から近く、24時間営業でATMや公共料金支払いなどのサービスを提供。イベント客やビジネスパーソンの利用が多い。
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4)ドラッグストア「マツモトキヨシ有明ガーデン店」(隣エリア) 大規模ドラッグストアが少ないため、有明ガーデン内の店舗で医薬品・化粧品などを購入可能。イベントの合間や仕事帰りにも寄りやすい。
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5)ディスカウントショップ「ドン・キホーテ豊洲店」(やや離れたエリア) 国際展示場駅周辺には大型ディスカウント店がないため、りんかい線やバスで豊洲方面にアクセスして食料品や家電、日用品を深夜まで購入できる。
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6)100円ショップ「キャンドゥ有明ガーデン店」(隣エリア) 複合施設内にある100円ショップで文具やキッチン用品、DIY用品などを取り扱い。イベント時や日常の買い足しにも役立つ。
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7)ホームセンター「カインズ南砂町SUNAMO店」(やや離れたエリア) 湾岸エリアにホームセンターは限られるが、南砂町方面へ移動すればDIY用品や家具、ペット用品まで揃う大型店を利用可能。
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8)ショッピングセンター「有明ガーデン」(隣エリア) カフェやレストラン、イベントホール、ホテルなど多彩な施設が集結する複合商業施設。国際展示場駅から徒歩やバスでアクセスできる。
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9)郵便局「江東有明郵便局」(やや離れたエリア) 駅周辺は商業ビルやホテルが多いため、公共サービスを利用する場合は少し移動が必要。大規模イベント期間中は混雑することも。
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10)公園「有明西ふ頭公園」 駅からやや離れるが、東京湾の臨海風景を楽しめる公園で、散歩やジョギングをする人に人気。ベンチや広場が整備されている。
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6.まとめ
国際展示場駅は、りんかい線を利用してお台場や新木場、大崎・新宿方面などへスムーズにアクセスできるうえ、東京ビッグサイトや有明アリーナなど大規模イベントホールが集結する日本有数の国際舞台としての拠点です。駅周辺では再開発によるマンションや商業施設の増加が著しく、若い世代や外国人ビジネスパーソン、アーティストなど、多様な人々が新たに住まいを構えています。
一方、イベント開催時には駅や周辺道路が大きく混雑し、レジャー客が多く訪れるため日常の静けさがやや失われる一面もあるものの、普段は湾岸エリア特有の開放感と夜景の美しさを満喫できる環境が整いつつあるのが魅力。りんかい線の運賃の高さや混雑など課題はあるものの、山手線や都心各所へのアクセスが良く、ショッピングやグルメ、レジャーも楽しめる満足度の高いエリアとして注目度が高まっています。下町風情は少ないものの、未来的な街並みと水辺のリゾート感、国際イベントの活気に触れられる環境を求める人には理想的なロケーションと言えるでしょう。